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北里大学と広島大学の研究グループが日本のカエルを用いて性の新たな機能を解明 ~”組換え”が “オス駆動進化” を抑制し突然変異の蓄積を抑える~

◎北里大学と広島大学の研究グループが日本のカエルを用いて性の新たな機能を解明 ~”組換え”が “オス駆動進化” を抑制し突然変異の蓄積を抑える~

[北里大学]
【先端研究】
▼北里大学の回渕修治特任助教、伊藤道彦准教授と広島大学の三浦郁夫准教授らの研究グループが、日本棲息のツチガエル(地域集団によって性決定システムが異なる世界でも稀な動物種)を用いて、”オス駆動進化(オスを介した突然変異)”が減数分裂時の相同染色体間でおきる”相同組換え”によって抑制されることを発見した。一般に有性生殖における減数分裂は種の遺伝的多様性に貢献すると考えられる。しかし、今回の結果は、DNA複製エラーによる突然変異の蓄積を、減数分裂機構が防止する機能ももつことを分子的に初めて示唆したものである。この研究成果は、2016年1月20日、英国王立協会紀要「Proceedings of the Royal Society B」に掲載された。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9006