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玉川大学脳科学研究所 — 人々は直感的に利他的に振る舞う 利他的な人ほど背外側前頭前野の皮質が薄いことを発見 — 米国の科学雑誌“米国科学アカデミー紀要(オンライン版)”に論文を発表

◎玉川大学脳科学研究所 — 人々は直感的に利他的に振る舞う 利他的な人ほど背外側前頭前野の皮質が薄いことを発見 — 米国の科学雑誌“米国科学アカデミー紀要(オンライン版)”に論文を発表

[玉川大学]
【先端研究】
▼玉川大学脳科学研究所(東京都町田市/所長:木村實)の山岸俊男(やまぎしとしお)特別研究員(一橋大学特任教授)、高岸治人(たかぎしはると)助教、Alan Fermin(アラン・ファーミン)研究員、李揚(りよう)研究員、松本良恵(まつもとよしえ)研究員、アラヤ・ブレイン・イメージングの金井良太(かないりょうた)代表取締役らは、20代から50代までの男女411名を対象に熟慮的意思決定に関係すると考えられている背外側前頭前野の皮質の厚さと利他行動の関連を調べた。実験の結果、利他的な人ほど両側の背外側前頭前野の皮質が薄いことが明らかになった。
また、戦略的な意思決定が要求される課題の成績が高い人ほど利己的であることが明らかになった。この結果は、人々は直感的(非戦略的)に利他的に振る舞っており、利他的な衝動を熟慮により抑え込む人たちが利己的に行動していることを示している。本研究成果は、米国の科学雑誌“米国科学アカデミー紀要(オンライン版)”に2016年5月3日に掲載された。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9504