
留萌市、札幌市、近畿大学との地域連携事業 ~大学の知と技術を活かした地域連携プロジェクトの実施について
◎留萌市、札幌市、近畿大学との地域連携事業 ~大学の知と技術を活かした地域連携プロジェクトの実施について
[近畿大学]
【産官学連携】【地域貢献】
▼留萌市、札幌市および近畿大学は、近畿大学が有する人材や技術を活用し、道内におけるバイオマスリサイクルの推進と農業分野における資源循環・連携モデルの構築等を検証することを目的に、3者で覚書を締結し地域連携事業に取り組む。
札幌市では、これまで資源化が難しかった廃棄物系バイオマス(家庭から排出された枝・葉・草、河川の刈草などの草木類)を原料に試験的にバイオコークスを製造し、有効活用について、調査研究を行っている。
また、留萌市では、昨年度より農業系バイオマス(もみ殻)を原料にしたバイオコークスを活用したバイオマスボイラーにて、積雪寒冷地域における通年での高付加価値作物の栽培試験に取り組んでいる。
本事業では、近畿大学の技術協力によりこれまでの取り組みを発展させ、留萌市の実験施設において、札幌市の草木類バイオコークス及び留萌市のもみ殻バイオコークスの燃焼試験と、ポリエステル繊維培地を用いた冬期間での高付加価値作物の栽培試験を行い、農業分野における資源循環・連携モデルの構築等を検証する。
このたび、下記のとおり事業開始式(ボイラー火入れ式)を開催する。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=10530