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芝浦工業大学 — 社会における協力行動を促進するための新しい他者評価のしくみを発見 ~Scientific Reports(Nature社)に掲載~

◎芝浦工業大学 — 社会における協力行動を促進するための新しい他者評価のしくみを発見 ~Scientific Reports(Nature社)に掲載~

[芝浦工業大学]
【先端研究】
▼芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)システム理工学部電子情報システム学科の中井豊教授(計算社会科学)は創価大学岡田勇准教授、ウィーン大学の佐々木達矢研究員との研究チームで下記の研究発表を行い、2月2日(日本時間)にイギリスの学術誌 Scientific Reports (Nature社)に論文が公開された。

 人々がお互い助け合うことによる協力的な社会を実現するためには、非協力的な人を利さないように他者を適切に評価することが必要である。そこで、どのようにその人が協力的な人か否かを決めるかが問題となるが、これまではベストな評価法が見つかっておらず、評価の仕方の精緻化が進められてきた。
 具体的には、悪い人に協力することや協力しないことに対してどう判断するかが議論の分かれるところであったが、中井教授らは、この議論の分かれるケースに対してあえて評価せず、評価を現状維持しておく「留保」(Staying)という考え方を導入し、数理モデルを用いて、留保が最も社会における協力行動を促進することを発見した。

Scientific Reportsの論文全文はこちら http://rdcu.be/oYHE
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=10937